フリマアプリのラクマを使い始めて約1ケ月。7個出品して5個売れて、1万円ちょっとの収入になって。そんなラクマ取引のなかで思ったことを感想文。
どうしてフリマアプリを?それは不用品の処分に心が痛んでいたから。
これまで不用品の処分は、自治体のごみ焼却施設に粗大ゴミとして持ち込むことが多かった。けれど、そこでの光景はあまりいいものではなかった。
持ち込んだ不用品を施設の方に渡すと、あとはもうゴミとして扱われるわけですよ。ポイっと投げたり、ポンっと蹴っ飛ばしたりの扱いになりますよ。そりゃあ「もう使いません。処分してください。」と持ち込んだわけですから「これゴミです。」と言ったも同然ですね。でもね~。それぞれの品に思い出もあるしね~。かわいそうなことしちゃったな~。複雑な気持ちになります。少し心が痛んでた。
欲しいという人がいればその人に使ってもらおう。それがいいと思った。そこでフリマアプリ。
フリマアプリは前々から気になってたし、ちょっと試してみよっかなって気持ちでスタートです。有名どころのメルカリではなくラクマを使ったのは、ラクマは手数料がタダ。ラクマは楽天が運営してる。楽天は買い物、カードとよく使っているし。じゃラクマで。その程度の理由からラクマを選ぶ。
どうだった?ラクマは。
売れなくはない。先にも書いたように7個の出品で5個売れている。出品してすぐに売れたものもあれば、1ケ月経って売れたものもある。ユーザー数がラクマよりずっとい多いといわれているメルカリの方が、もっと早く売れたのかもしれないが、急いで売るつもりはない。それよりも、わたしの出品にたどり着いてくれて、興味をもってくれて、購入してくれた人がいたということがウレシイ。
・・・とはいううものの。初めての取引はやや緊張。
取引はコメントから始まることが多い。値引き可能でしょうか?とかいったコメント。初めての取引がこれで始まった。この取引ではコメントを数回やり取りしたんだけど、知らない人とやり取りしてるのがちょっと不思議で、ちょっと緊張状態だった。なんたってこっちは初めてだからね。相手はどんな人やろ。悪い人やったらどうしよ。わたしちょっとビビッてました。でも取引相手の方いい人でした。ありがとうございました。
発送方法はラクマ定額パックでかまわない。
出品したものがほとんど小~中サイズだったので、ラクマ定額パックのヤマト運輸/宅急便コンパクトで発送した。これだと、全国一律料金で送れる。コンビニ(ファミリーマート、サークルK・サンクス)から出せる。宛名書きしなくていい。楽なのです。だからラクマ定額パックでいい。サイズや発送先によっては、送料をもっと抑えることができたかもしれないけれど、それを調べるのが面倒なんだな。運送会社もいろいろあるし、配送方法もあれこれあるし。ちょっと調べてみたけど「ああめんどくさい」「ラクマ定額でいいよ」と落ち着いたわけ。
儲けようと思うと疲れると思うよ。
ちょっとでも利益を出そうと商売っ気満々でやってると疲れると思っている。どうせ使わなくなったものを片づけるつもりで出品してるんだし、それを使いたいという人に譲るんだと思えばいいでしょ。譲るけどせめて送料だけは出してねでいいでしょ。そうすればこっちも損はないでしょ。まあ実際は送料分以上の値段で売れたから少しは利益も出たけど。
たとえば商品を買い付けてそれをラクマで売るとなると、買い付け費用分も回収しないと利益になりませんからね。ただ、それだとほんとの商売になっちゃってます。わたしの場合の不用品を売る話とは別物。
ラクマは匿名じゃないけれど。
メルカリには匿名配送サービスがあるけれど、ラクマには匿名による配送サービスがないんです。最終的には出品者・購入者お互いの住所、氏名は分かってしまう(場合によっては電話番号も)。当初、そこは気になってたけれど、取引をするのにお互いの情報がわかってしまう方が、信用ある取引もできるんじゃないかなって思うようになってきた。住所も氏名もバレてると、妙なことしようと思わないんじゃないかな。だから私の意見としては「匿名なくてもいい」。でもラクマのユーザー数が伸びないのは匿名できないからかな?と想像してます。
使うこともなく自宅保管だったものがお金になりました。
わたしにとって不用品だったものたちが、新しい持ち主のもとでまた活躍することができるようになった。喜ばしいです。そしてラクマの取引もなかなか面白い。出品したものが購入されて、お金が入ってくる。モノとオカネがぐるっとまわった気がする。ちっちゃいけれど経済だなって思う。