カチカチになった猫の毛玉をカットするなら|WAHL(ウォール)のトリマーとクリッパーを使い比べる

アイキャッチ_ベティバミニとブラビューラの大きさ比較

猫の毛がカチカチに固まってしまうことがあります。

いわゆる
猫の体にできる毛玉、、

3匹の長毛猫と暮らしているわが家では
このカチカチ毛玉をカットするのにバリカンを使用しています。

そんなバリカンですが
そろそろ新しく買い替えようかと思い

バリカンのトップメーカーWAHL(ウォール)の製品を検討していました。

猫の毛玉を取るバリカンをWAHLにしようか検討中

その結果
こちらのトリマーを購入しました。

Vetiva Mini ベティバミニ
Vetiva Mini
ベティバミニ

このトリマー
使ってみたのですが
カチカチに固まった毛玉には

ちょっと
向いてない

ということが分かり
こちらのクリッパーも購入することに。

Bravura ブラビューラ
Bravura
ブラビューラ

つまり
WAHLのトリマーとクリッパー
2台も買ってしまったのです。

カチカチの毛玉をカットするなら
初めからクリッパーを買えばよかった、、
と思っています。

まあでも
WAHLのトリマーとクリッパーを
実際に猫の毛玉カットやトリミングに使ってみたので

  • WAHL(ウォール)のバリカンってどうなの?
  • トリマーとクリッパーの違いは?

といったところを
商品の様子や使用感など写真も交えて紹介します。

安い商品ではありません。
購入を検討されている方の参考になればと思います。

わが家では1年ほど前から猫の毛玉カットにバリカンを使い始めたのですが

ペット用バリカン
  • 猫の体にできてしまった毛玉が簡単に取れる
  • お尻の毛を短くカットして清潔に保つことができる

など
やっぱり便利だなと思います。

では今回購入したWAHLのトリマーとクリッパーを見てみましょう。

トリマー

Vetiva Mini ベティバミニを購入しました。

Vetiva Mini ベティバミニの内容

商品の内容は
トリマー本体(ブレードカバー付き)、電源アダプタ、充電スタンド、アタッチメントコーム、オイル、クリーニングブラシ、取扱説明書

サイズ感

手に持つとこんな感じです。
とてもコンパクトで軽量です。

Vetiva Mini ベティバミニを手に持つ
トリマー本体はとてもコンパクト

刃(ブレード)も小さい。
細かい所をトリミングするのに適しています。

Vetiva Mini ベティバミニのブレード_上から
Vetiva Mini ベティバミニのブレード
ブレード
刈高:約0.4mm(固定式)
刈幅:約25 (刃幅:約32) mm

お手入れや交換で刃を取り外す場合は
指で刃先を本体の裏側に向けてグッと押せば簡単に外れます。

Vetiva Mini ベティバミニ_ブレード取り外し1
刃先にカバーを付けておくと安全です
それにカバーを付けたほうが力を入れやすい
Vetiva Mini ベティバミニ_ブレード取り外し2
パかっと外れます
Vetiva Mini ベティバミニ_ブレード取り外し3
刃の取り外しは簡単

刃の交換時期
メーカーによると使用頻度にもよりますが交換時期の目安は3ヶ月となっています。
意外に早いですね。
おそらく日常的に使ってのことだと思うんです。
わが家のようにたまに毛玉カットやトリミングする程度ならもっと長く使えるんじゃないでしょうか。

使用感

コンパクトで軽い。
小回りが利いて細かいカットに向いています。
刃の切れ味も良いと思います。

ですが
カチカチになった毛の固まりには、、
小さな刃が思うように毛の固まりに食い込んでいかないんです。
刃先が固まった毛の上を滑って逃げてしまう感じです。
カットできないわけじゃありませんが
すこし手間取ります。
時間がかかってしまいます

カチカチに固まった毛玉にはちょっと向かないなと感じました。

もちろんまだカチカチになっていない毛玉であればスムーズにカットできます。

他にも肉球の間の毛をトリミングするなど細かい作業には、このコンパクトなトリマーが適していると思います。(わが家では猫たちの足裏をトリミングすることはありませんが)

肉球間の毛
肉球の間から伸びる毛
こういった細かい所のトリミングには
適していると思います

こちらの動画
犬ですけど参考になるかと。

とっても大人しいワンちゃんです
これならトリミングも楽だよなー

クリッパー

さてカチカチ毛玉のカットに
トリマーでは いまひとつ、、

ということで
続いて購入したのがクリッパー
Bravura ブラビューラです。

Bravura ブラビューラの内容

商品の内容は
トリマー本体(ブレードカバー付き)、電源アダプタ、充電スタンド、アタッチメントコーム(6種類)、オイル、クリーニングブラシ、取扱説明書

サイズ感

トリマーに比べてみると
クリッパーは一回り大きいです。

ベティバミニとブラビューラの大きさ比較
左:トリマー 
右:クリッパー
Bravura ブラビューラを手に持つ
手に持った様子

重量も少しずっしりと感じられます。

刃(ブレード)もトリマーのものより大きくてがっちりしています。

Bravura ブラビューラ_ブレード
ブレード
刈高:約0.6~3.0mm(調整可能)
刈幅:約39 (刃幅:約46) mm
トリマーとクリッパー_ブレードの比較
左:クリッパー
右:トリマー 

それに刃の山(ギザギザ)の大きさや細かさもトリマーとクリッパーではずいぶん違います。

なお、刃(ブレード)の刈高は
トリマーは約0.4mmで固定ですが
クリッパーでは約0.6~3.0mmの間で5段階に調整できます。

Bravura ブラビューラ_ブレード刈高調整
刈高調整レバー
左右に動かすことによって
残る毛の長さを調節できます
Bravura ブラビューラ_ブレード刈高_小
短い
Bravura ブラビューラ_ブレード刈高_中
中くらい
Bravura ブラビューラ_ブレード刈高_高
長い

刃の取り外しは
トリマーと同じ要領で簡単です。

Bravura ブラビューラ_ブレード取り外し1
刃の取り外し
刃先を押し込めば外れます
Bravura ブラビューラ_ブレード取り外し2
Bravura ブラビューラ_ブレード取り外し3

使用感

クリッパーならカチカチ毛玉のカットにも苦労しません。

トリマーでは刃先の山(ギザギザ)が細かいので固い毛玉に食い込みにくく、毛玉の上を刃先が滑って逃げてしまいカットしづらいと感じました。

ですがクリッパーの刃先はそれほど細かくありませんので、毛玉にしっかり食い込んで刃先が逃げません。

クリッパーのほうが
断然カットしやすいです。

そして刃の切れ味は
とても良いと思います。

ギュッと固まった毛玉をカットする感覚ですが
毛玉が固いので刃が入り始めるまでに少し時間がかかりますが、いったん毛を切り始めて刃が入りだすと あとはススっとカットが進んでいく感じです。

毛玉のほかにもお尻まわりの毛をアタッチメントコームをつけてカットしましたが、とてもスムーズです。トリマーよりもクリッパーのほうが刈幅があるのでこういった広範囲のトリミングは効率よく行えます。

まとめ

WAHLのトリマーとクリッパーを購入し実際に使ってみました。

それぞれの用途をまとめてみますと

トリマー

刃先が小さくてコンパクトなので、クリッパーでは大きすぎて刃先を入れにくいような場所(肉球の間など)のカットや、ちょっとした部分的なカットに向いています。
例えば小さな毛玉を取り除くとき、刈幅が狭いので毛玉の周りの毛をムダにカットせずにすみます。こんな部分的にちょこっとカットするにはトリマーが良いでしょう。

クリッパー

カチカチに固まった毛玉をカットするならクリッパーです。トリマーでは手こずる固い毛玉でもクリッパーなら難なくカットします。
また広い範囲をトリミングするなら刈幅の広いクリッパーのほうが効率的です。

商品情報

商品の詳細は こちら
WAHL ペット用商品
公式オンラインショップにリンクします。

今回紹介した商品は
楽天市場で購入しました。
WAHL ベティバミニ Vetiva mini
WAHL ブラビューラ BRAVURA
購入したショップにリンクします。

猫たちへのケア
毛玉を作らせない

わが家でカチカチ毛玉を作ってしまいがちなのが
メインクーン女子のチイです。

チイ_正面を見る

抜け毛の多い時期はブラッシングが追いつかず、彼女は腰のあたりにカチカチ毛玉をつくってしまうことがあります。
以前は獣医さんに毛玉をカットしてもらうことが多かったのですが、バリカンを使い始めてからは家でカットできるようになりました。

でも大事なことは毛玉を作らせないことですよね。
日頃のブラッシングなど猫たちへのケアを怠らない様にしましょう。

犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』

犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』